通天閣
座禅石の前の階段を下っていけば、大仏広場に戻ることができます。トイレに行きたくなった人は大仏広場に行けばありますが、この階段は、とても長いです。
階段を登って山頂に向かうと通天関があります。大阪に通天閣というタワーがありあますが、少し漢字が違います。
西国観音
通天関を抜けて進んでいくと、西国観音があります。
鋸山の山頂
山頂まで後ちょっとで、最後の階段です。
ようやく山頂に到着です。正面の岩が展望台になっております。
山頂からの景色です。正面に見えるのは東京湾、その先には神奈川が見えます。
ちなみに下を見てみると、まさに断崖絶壁です。明らかに人工的で、石を切り出した後なのでしょうね。
地獄のぞき
山頂の左には「地獄のぞき」があります。
地獄のぞきに行くには、ここを越えていかなけれなりません。写真ではわかりにくいですが、正直、結構きつい試練です。雨の日とかはちょっと無理なのではないかと思います。
地獄のぞきということは下は地獄なのでしょうか。覗いてみるとこんな感じです。人がいますね。
地獄のぞきを後にします。改めて見てみると、すごい迫力です。
百尺観音
百尺観音へと向かいました。断崖絶壁に囲まれた道を進んで行きます。
道を抜けると、百尺観音が表れます。百尺はメートルに直すと「30.303M」となります。完成したのは昭和41年とわりと新しく、戦没者の供養などの目的で作成されたそうです。
観光客の一人が「中国みたい!」と言っていましたが、中国の観光地はこんな感じなのでしょうか。一度も言ったことがないので、わかりません。
百尺観音の左上には、地獄のぞきが見えます。
十州一覧台
鋸山のもうひとつの展望台である十州一覧台に向かいました。地獄のぞき辺りから下りの階段が続いて、また登ることになります。高齢の男性が「階段地獄だ!」と嘆いている声が聞こえてきました。
ようやく上まで到着です。浅間神社という小さな神社があります。
すぐ近くには世界救世教記念碑があります。世界救世教というのは1935年に出来たわりと新しい宗教です。ウィキペディアで調べてみると2016年の信者数は「609,722人」にのぼるといいます。
設立者の岡田茂吉は鋸山でご来光を仰ぎ不思議な体験をしたそうですが、それがこの場所なのでしょうか。ご来光というか、かなり強い日差しを感じたので、傘をさしてしのぎました。
十州一覧台からの景色はこんな感じです。
鋸山ロープウェイ
鋸山を一周りしてロープウェイの駅に到着です。
ロープウェイの発車まで時間があったので、アイスでも食べて休憩することにしました。
アルフォンソマンゴーです。アイスクリームというかシャーベットに近い感じです。
ロープウェイの発車時間になりました。乗り場はこんな感じです。
数分で下の駅(山麓駅)まで無事到着です。
ロープウェイのりば(山麓駅)を後にします。
山麓駅から歩いて数分で浜金谷駅に到着です。距離にすると500から600メートル程度です。
鋸山・日本寺周辺の観光スポットをもっと探してみる(たびノート)
漁協直営食堂「ばんや」
鋸山周辺で有名なお食事亭を紹介しておきます。
保田駅から1キロ強の場所に鋸南町保田漁業協同組合が運営している「ばんや」という食堂があります。漁師の奥さんたちが働いている食堂として、テレビなどで取り上げられたこともあります。「ばんや」はメニュー豊富であり、とりたての新鮮な海の幸を楽しむことができます。
ばんやのすぐ隣には漁港があります。
こちらは「ばんや」の「カジメとアジたたきぶっかけ飯」というメニューです。カジメとアジのたたきをよくかき混ぜてから、ご飯にかけるヘルシーな丼です。
ばんやにはデザートはないですが、外の売店でソフトクリームなどが売っております。
房総の名物といえば果物の「びわ」なので、とりあえず「びわソフトクリーム」を食べてみました。ソフトクリームの上に甘酸っぱいビワのジャムが乗っています。
まとめ
電車でのアクセスで鋸山・日本寺を観光してみて、見どころについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回は、帰りの電車で長い時間待つことになってしまいましたが、とにかく電車の本数が少ないので電車の時間については事前に調べておいたほうがよいと思います。
日本寺の参道から観光してみた感想としましては、とにかく上りの階段が多いので、このルートで行ってみたいと思う方はそれなりの覚悟したほうがよいかもしれません。
鋸山のすべて廻っていたら、所要時間は少なくとも2、3時間はかかってしまうと思います。あまり時間のない方は、ここだけでも見ておきたいというおすすめのスポットは、大仏広場と地獄のぞき、あとは百尺観音となります。
鋸山観光でちょっと残念に感じたのは、お土産が売っている場所が少ないということです。私の知る限りでは確か、ロープウェイの駅に少し置いてあったぐらいだと思います。なかなかいい観光地ですし、人もそこそこ来ているので、もう少し、いろいろお土産があったらいいなと思いました。
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