日光の見どころは?東照宮・神橋・本宮神社・華厳の滝・中禅寺

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日光東照宮

日光駅周辺の見どころは?

日光駅周辺の見どころといえば、やっぱり有名なのは東照宮になるでしょう。

日光東照宮というのは江戸幕府の初代将軍、徳川家康を祀った神社です。東照宮へは東武日光駅からバスでも行くことができますが、2キロぐらいの距離なので、歩いていくことにしました。

途中の道のりには大谷川・神橋や本宮神社などの観光スポットもあるので、時間に余裕のある方は一度歩いて行ってみることをおすすめします。

ちなみに東武日光駅から歩いて数分のところにJR日光駅もあります。コスト面で東武のほうが安かったので東武を利用しましたが、JRでもアクセス可能です。

東武日光駅

東照宮に行くには、東武日光駅を出て前にちょっと前に進み、突き当りを右に曲がって、緩やかな坂をひたすら登っていきます。途中にはコンビニやファミレス(ガスト)もあります。

神橋

やがて川が流れているのが見えてきました。水が透き通っていて、見た目がとても綺麗な川です。この川は大谷川で、「おおたにがわ」と呼んでしまいそうですが、正しくは「だいやがわ」と読みます。

大谷川

大谷川には美しい赤い橋がかかっているのがとても印象的です。この橋は神橋(しんきょう)というそうで、世界遺産にも登録されております。有料ですが、橋の上を歩いて渡ることもできます。

外国人の方々が何名か、嬉しそうに橋を渡っていました。

神橋

本宮神社

神橋の近くに本宮神社(ほんぐうじんじゃ)という神社があったので、ちょっと寄り道してみました。

3重の塔などもあって、意外と立派な神社ですが、観光客は比較的少なく、穴場スポットとなっているようです。この日はすぐ近くの東照宮は人がいっぱいしましたが、こちらのほうは全くいませんでした。

本宮神社は平安時代に創建された神社のようですが、焼失により江戸時代に再建されております。奈良時代の末期に勝道上人が日光に神霊を求めて初めて小さな祠を建てたのが発祥のきっかけになったと言われております。

本宮神社1

石碑の後ろの階段の登っていくと

本宮神社の本宮らきしものがあります。その後ろには3重の塔が見えます。

本宮神社3

3重の塔です。

本宮神社 3重の塔

日光東照宮

本宮神社を向かって左の方へ行くと日光東照宮があります。

平日でしたが東照宮には多くの人が来ておりました。10年以上前に来たときは外国人の方はあまり見られなかったのですが、今回はかなり多い感じがしました。こういうところからも、ここ数年で外国人観光客が増えたことが実感できます。

最近では観光案内の窓口の方などは英語で普通に外国人と会話しております。それどころか東照宮にいたお坊さんも外国人と英語で話していて、ちょっと驚きでした。

日光東照宮

日光東照宮を拝観するには拝観券が必要になります。拝観券売り場は平日でときどき雨が降っていたのにもかかわらず、行列ができていました。

いろいろな歴史的な建造物をこれまで見てきましたが、東照宮の豪華さ鮮やかさは別格といえるでしょう。例えるなら、まさに「栄華を極めた王の墓標」といった感じです。

現代は権力者が自分を祀るために、このような豪華な建造物を作ったら、「このようなものを建てるなら、税金を減らせ。もっと公共のためにお金を使え」と国民から批判の嵐が寄せられることでしょう。日本では個人を祀る建造物として、これほどものは二度と誕生しないかも知れませんね。

日光東照宮

日光東照宮

有名な「見ざる言わざる聞かざる」です。最近の改修で猿の顔が劣化したと話題になっておりましたが、真相は研究を重ねて建造当時の顔に、より近づけたらこうなったそうです。

見ざる言わざる聞かざる

奥宮の入り口には有名な「眠り猫」があります。小さいので見落とさないように気をつけましょう。

眠り猫

私のカメラでズームを最大にしても小さくてわかりにくいので、ウィキペディアの画像も貼っておきます。


眠り猫

眠り猫の下の入り口をぬけて長い階段を上がっていくと、徳川家康の墓と言われている場所があります。前にいたおじいさんが、200段以上ある階段を見て登るのを諦めて引き返していました。

上まで行ってみたいけど体力に自信がないという方は、坂道のウォーキングなどの事前にトレーニングをしたおいたほうがよいかも知れません。

徳川家康の墓へ続く階段

家康の遺骨が入っているとも言われている場所です。静岡にある久能山東照宮も家康の墓と言われており、実際にどちらに遺骨が入っているかどうかは意見が別れているようです。

徳川家康の墓

東照宮の中にある宝物館では徳川家康の英語字幕付きのアニメが上映されていたのですが、とても美化されているような印象を受けました。まあ、家康を祀る場所なので当然といえば、当然なのでしょうね。

日光東照宮のホームページ

帰りの神橋は少し霧で出ていて幻想的でした。

神橋

日光のその他の見どころは?

日光といえば、最も有名なのは東照宮でしょうが、その他にも観光できる見どころがいくつかあります。駅から少し離れていてバスなどでいくことになりますが、それらのスポットを紹介したいと思います。

華厳の滝

華厳の滝(けごんのたき)は東武日光駅からバスで中禅寺湖に向かって行き、中禅寺湖の手前にあります。

華厳の滝は高さが97メートルもあって、なかなかの迫力です。有料のエレベーターで滝つぼ付近に行くこともできます。

華厳の滝

日光山中禅寺

華厳の滝から中禅寺湖に向かって30分ほど歩いていくと、日光山中禅寺があります。

日光山中禅寺は名前の通りお寺なのですが、見た目は神社のような感じですね。中の拝観は有料となっております。

中禅寺

中禅寺の中に入ると、高い場所に建物が建っており、これが中禅寺湖を眺める展望台の代わりになります。

中禅寺

上に上がって、中禅寺湖を見てみるとこのような感じです。

中禅寺湖

中禅寺のホームページ

中禅寺湖

中禅寺湖は遊覧船が走っております。

中禅寺湖の遊覧船

遊覧船から中禅寺湖にある小島などを見ることができます。

中禅寺湖の小島

他の観光スポット

中禅寺湖からバスに乗ってさらに行くと、竜頭の滝やハイキングコースなどがあります。その辺りは次のページでレポートしております。

戦場ヶ原ハイキング|竜頭の滝・泉門池・湯滝・湯ノ湖・日光湯元温泉

また日光駅から1時間ぐらいバスで言った場所には足尾銅山もあります。銅山の中は非常に涼しいので、夏の暑い時期などに言ってみるのも良いと思います。足尾銅山の詳細については次のページでレポートしております。

足尾銅山観光|トロッコ列車に乗って通洞坑の中に!

江戸ワンダーランド(日光江戸村)も有名ですね。東照宮から無料送迎バスが出ており、乗車時間は40分です。

日光江戸村

日光江戸村

日光江戸村

日光江戸村

まとめ

日光の見どころについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

日光は箱根などのように東京から気軽に日帰りでも行ける観光スポットです。見どころも多いので、もちろん、泊まりでも大丈夫です。

外国人観光客が増えたことにより、ホテルを取るのが難しくなってきているかもしれませんが、そういった場合には宇都宮辺りも探してみるといいでしょう。宇都宮から日光までは1時間弱となります。

少し遠いかもしれませんが、宇都宮で名物の餃子を食べることなどもできます。

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