箱根には、温泉や芦ノ湖、大涌谷など観光地がいろいろとありますが、今回は「飛竜の滝」を目指してみたいと思います。
箱根に限ったことではありませんが、バスやロープウェイを使って簡単にいける場所には、人がたくさん集まります。駅やバス停から少し歩いていかなきゃいけない場所なら人の数は大幅に激減し、静かな旅を楽しむことができるますが、この場所はまさにそういった観光スポットといえます。
飛龍の滝への行き方はバス停「畑宿」から歩く方法と、バス停「湯坂路入口」から歩く方法の2通りがありますが、畑宿から歩いてみることにしました。畑宿へは箱根湯本駅から箱根登山バスを使って行くことができます。
もちろん、バスでは箱根フリーパスを利用することができます。箱根フリーパスの詳細については次の記事を参考にしてください。
それでは飛龍の滝がどういったところなのか、レポートしていきたいと思います。行き方や気になるハイキングの所要時間についても、後ほど報告します。
飛龍の滝ハイキングレポート
それでは、さっそく飛龍の滝へのハイキングレポートをしたいのですが、まずは行き方について説明しておきます。
飛龍の滝への行き方は?
飛龍の滝の最寄りのバス停「畑宿」へは箱根湯本駅からバスで15分程度です。
箱根湯本駅から畑宿まで歩いていくことも可能ですが、上り坂が続くので思ったよりも時間がかかります。個人的には、畑宿まで歩いてさらに飛龍の滝へ向かうのは、かなりきついと感じるのでおすすめはできません。
箱根湯本駅から畑宿まで歩いて行く方法は、次のページを参考にしてください。
畑宿のバス停の近くにはトイレがあります。飛龍の滝から戻ってくるまで、トイレは他にないので、無理にでも、ここで済ませておくことをおすすめします。
畑宿から飛龍の滝へは、どちらに行けばいいのか、ちょっとわかりにくいです。車道沿いに少し坂を登っていくと、飛龍の滝に向かう道(自然探勝歩道)への入り口があります。ここですね。
車道の脇道を入っていくとハイキングコースらしい道に入ります。
飛龍の滝へ向かう途中には、小さな滝などもあります。
暑かったので短パンを履いていたのですが、草などで擦り傷ができることもありました。冷感のタイツでも履いてきたほうがよかったなと思いました。冷感のアームカバーなんかも付けていれば、虫対策にもなります。
畑宿の入り口から自然探勝歩道を40分ぐらいハイキングして、ようやく飛竜の滝が見えてきました。
滝の下の岩の上で、滝を眺めながら少し休憩して、再び畑宿のバス停に戻りました。行きは上りが多くて時間がかかりましたが、帰りは半分ぐらいの時間(約20分)で済みました。
畑宿から飛龍の滝へ行って戻るまでの所要時間は1時間半を少し超えるぐらいでした。
飛龍の滝周辺の見どころは?
飛龍の滝を見て引き返す程度でしたら、それだけで一日終わってしまうということはないでしょう。周辺の見どころについても紹介したいと思います。
甘酒茶屋
畑宿から箱根湯本駅へバスで帰ることもできますが、時間があるので、ちょっと寄り道をしていこうと思います。
畑宿から元箱根方面にバスで少し行くと「甘酒茶屋」があります。江戸時代から変わらない味の甘酒を提供しているといいます。
うぐいすきなこ餅を甘酒を頼みましたが、現代の甘酒と比較しても、非常に美味しいと思います。基本的に日本の食品は企業努力の改良で年々美味しくなっていると感じていますが、江戸時代の味が今でも通用しているのには、ちょっと驚きを感じます。
元箱根・桃源台
甘酒茶屋からバスで元箱根に向かいました。
芦ノ湖の海賊船には何回か乗ったことがあるのですが、箱根フリーパスには海賊船の料金も含まれています。なんとなく、乗らないと損なのかなと思って、海賊船に乗って桃源台に向かいました。
そういえば、前に小田急が箱根に100億円規模の投資をすると発表しましたね。海賊船が今よりも、もっとすごくなるとか聞きましたが、どうなるのか楽しみです。
仙石原
まだ時間が少しあったので、バスで桃源台から箱根湯本に帰る途中、仙石原に寄っていきました。
秋は「すすき」が美しいと有名なところです。今回は夏だったのですすきの美しさは拝めませんでしたが、それなりに草原の光景は見られます。
結構続きますね。後ろを振り返ってみました。
ここが終点のようです。入り口からは15分程度かかりました。短パンでしたが、草がシャープで足に擦り傷ができる恐れがあります。やっぱり冷感タイツでも履いてくればよかったです。
箱根湯寮
帰りの電車に乗る前に、まだ時間が合ったので日帰り温泉の箱根湯寮(はこねゆりょう)に立ち寄りました。
箱根湯寮に行くには箱根湯本駅から送迎バスが出ております。急な上り坂が続きますが、歩いて行けない距離でもありません。
ぬるいお風呂があって、2時間ぐらいゆっくりと浸かっていました。サウナではアロマの蒸気を発生させて大きなうちわで熱波を送るロウリュウサービスなども行っております。
ものすごい暑さで辛かったですが、汗がダラダラ出ました。うちわを振る担当者は、この仕事をしてから、みるみる体重が落ちたそうです。
まとめ
箱根にある飛龍の滝の自然探勝歩道をハイキングして、レポートしてみましたがいかがでしたでしょうか。
箱根といえば人気の観光スポットであり、基本的に生きやすい有名スポットは混んでいたりします。ただ、駅などから離れていて少し行きにくかったりする場所はびっくりするぐらい穴場スポットとなっております。
今回行ってみた飛龍の滝もそういった穴場の観光スポットと言えるでしょう。逆に人が少なすぎるので、行くなら万が一のために、何人かの仲間同士でいったほうがいいかも知れません。
所要時間については箱根湯本駅から最寄りのバス停「畑宿」までが約15分、そこから滝に行って戻ってくるまでに筆者は1時間半強かかりました。登山やハイキングで私の歩くペースはあまり早くはないようなので、早い人ならもっと短時間で制覇できるかもしれません。
夏とかになると暑いですが、自然探勝歩道にはシャープな草もかなり多いので、短パンと短い靴下で行くことはあまりおすすめできません。
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