河口湖の周辺を廻ってみたいと思います。
河口湖への電車でのアクセスはJR中央線の大月駅から富士急行に乗り、河口湖駅でおります。大月駅からは1時間弱かかります。
河口湖駅周辺
河口湖駅は観光地らしいレトロな雰囲気の建物です。意外と人がいて、外国人の方が多いという印象を受けました。
河口湖駅前には電車「モ1号」が展示されております。富士急行の前身である富士山麓電気鉄道が1929年の路線開業に合わせて新造した電車だそうです。
河口湖へは駅から徒歩で数分です。
河口湖ではワカサギで取れるので、周辺にはワカサギを使った料理の店が立ち並んでいます。せっかくの機会なので、「ワカサギのフライ定食」を食べてみました。
河口湖遊覧船
河口湖では遊覧船(アンソレイユ号)を楽しむことができます。アンソレイユはフランス語で「日当り良好」という意味だそうです。
芦ノ湖の遊覧船(海賊船)はかなり大きいですが、アンソレイユ号はわりと小型の船です。
詳細についてはコチラを確認してください。
遊覧船からの景色はこんな感じでです。天気がいいと富士山が見えるようですが、この日は少し曇っていて、富士山は見えませんでした。
富士山パノラマロープウェイ
遊覧船乗り場のすぐ近くには天上山に登るロープウェイの駅があります。
この天上山は「カチカチ山」の舞台とも言われております。カチカチ山はタヌキの背負った薪にウサギが火をつけるお話ですが、日本人なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
カチカチ山といえば、子供の頃は興味深く本で読んだ記憶がありますが、今、振り返ってみると、惨たらしい感じも受けます。
ロープウェイの詳細につきましては、次のページを確認してみてください。
ロープウェイはこんな感じです。
ロープウェイに乗って上までやってきました。下には河口湖が見えます。
山の上には「うさぎ神社」などカチカチ山にまつわるものがあります。
天上山の頂上はロープウェイの駅から、数分歩いたところにあります。この先ですね。三つ峠まで行くには、かなりの時間がかかります。
ちょっとわかりにくいですが、ここが天上山の山頂のようです。
西湖いやしの里根場
西湖いやしの里根場は河口湖駅からバスで行くことができます。
このあたりは、かつて茅葺き屋根の集落があったそうで、それを再現したものが西湖いやしの里根場です。
外国人の方が結構多かったのが印象的でした。
入り口からはいると食事亭があります。あまりお腹は空いてませんでしたが、せっかくなのでなにか食べていこうと思いました。
とりあえずは、わらび餅やコーヒーゼリーなどのデザートセットを頼んでみました。
富士山を見ながら食事をすることができます。やや曇り気味ではっきりと見えなかったのが残念でした。
今では想像することが難しいですが、当時は薪を使って生活してたんですね。
黄河文明、メソポタミア文明など人類は森林破壊を繰り返してきましたが、日本では現在でもこれだけ森林が残っているのは非常にありがたいことだと思います。
「薪は全部俺のものだ」とか「薪を売って儲けてやろう」という人ばかりだったら、人々の欲望であっという間に森林はなくなっていたことでしょう。
茅葺き屋根の家の中は、こんな感じになっております。
茅葺屋根の家は20錬ほどあり、工芸品や資料館などになっております。
茅葺屋根の家は、ほんどが再現して新しく作ったものですが、江戸時代末期に建てられたものを修理した家も中にはあります。
この旧渡辺住宅は文化財になっております。
旧渡辺住宅の中はこんな感じです。