富士山周辺の有名観光スポットである忍野八海にいったのですが、行きのバスから見えた「忍野しのびの里」というのが気になっていました。
忍野しのびの里は忍野八海から2キロ程度の場所なので、歩いていくことにしました。
「忍野」という地名は、なにか忍者に由来するのかなと調べてみましたが、忍者との関係をみるけることはできませんでした。
忍野しのびの里の見どころなどをレポートしたいと思います。
忍野しのびの里ってどんなところ?
忍野しのびの里はその名の通り、忍者に関するテーマパークです。
忍者のからくり屋敷、体験修行など、子供が喜びそうなアトラクションがいろいろとありますが、忍者劇なども開催していて大人でもそれなりに楽しむことができます。
広い敷地のわりには建物が多いというわけではありませんが、敷地は割と広く、御食事処やお土産屋も充実しています。
忍野しのびの里の見どころは?
さて、ここからは忍野しのびの里の見どころについて紹介していきたいと思います。
食事処「雪月風花」
お腹が空いていたので、とりあえず食事です。忍野八海でも食べれるところはありましたが、どの店もけっこう混んでいたので止めておきました。
しのびの里の中にある食事処「雪月風花」に入ると、まず、鎧と刀が飾ってあるのが目に入りました。
注文したメニューは野菜天丼です。なかなか見た目が凝っていますね。他にも魅力的なメニューが多くあって、お値段もそこそこです。
食事をしていると、なにやら視線を感じるような気がします。上を見てみると、「あっ、見られてる」。細かいところに凝ってますね。
忍者ショー
食事の後は忍者ショーをやっていたので、それを見ました。
20分ぐらいの内容でしたが、武器さばきが匠で、かなり訓練されていると感じました。日本では今、忍者不足で忍者の報酬が急騰していると聞いたことがありますが、こんなことができるようになるには、相当な修行が必要だと思います。
報酬は高くても、相当修行しなければいけなそうなので、職業忍者は「決して楽な仕事ではないな。」と思いました。
外国人の団体がバスで一斉に来て、この忍者ショーだけを見て帰っていました。やはり忍者劇は外国人には好評のようです。
庭園
しのびの里の中には、広い庭園があります。忍者の劇の後は庭園をまわってみました。
庭園を歩いていると、手裏剣と的がありました。手裏剣はゴム製なので、子供でも安心して使えます。
とりあえず何回か投げて見て、当てることができました。
ダーツを投げる感じでやると、飛距離はでないですがコントロールしやすいです。さらに回転がかかっていないと、的にあたっても刺さりにくい感じです。
手裏剣はフリスビーのように水平に飛ばすイメージがある方もいるかも知れませんが、基本的には垂直に飛ばすのが正しいようです。
やっているうちに、鉄製の本物の手裏剣が投げてみたくなりました。どこか、体験できるところはないでしょうか。探してみようと思います。
忍者からくり屋敷
庭園の一番端には「忍者からくり屋敷」があります。
入ってみると、係員の方に
「この中で見たことは、決して他言してはいけない。」
と言われました。からくりを解かないと先に進めないアトラクションですが、なかなか難しくて、途中焦ることもありました。
大人でも難解なところがあって、小さいお子さんをひとりで忍者からくり屋敷に行かせるのは、あまりおすすめできません。
忍者からくり屋敷の最後の部屋だけは写真撮影OKでした。部屋の中はこんな感じで、いかにも子供が喜びそうな忍者の館です。
あとで気づきましたが、消化器はしかたないですが、オイルヒーターが置いてあるのは、景観上いかがかなと思います。まあ、本物の火を炊くのは危険ですけどね。
足湯
庭園の入口付近には足湯があります。庭園をまわってみて疲れたら、ぜひ休んで浸かってみましょう。
お土産屋
帰りにバスまで時間があるので、しのびの里のお土産屋でゆっくりと選びました。けっこう品数豊富でいろいろとそろっていています。
買ったのは「シャインマスカットもち」と「桔梗屋監修の信玄餅キャラメル」です。「シャインマスカットもち」は山梨ギフトコンテストで優秀賞を受賞しており、家族もおいしかったと喜んでいました。
こちらは「信玄餅キャラメル」です。桔梗屋の信玄餅は、いまやお土産の定番といえるほど有名ですが、このキャラメルは始めて見ました。
忍野しのびの里のアクセス方法は?
忍野しのびの里へのアクセス方法について説明しておきたいと思います。今回は忍野八海から歩いて行きましたが、河口湖駅または富士山駅からバスに乗って、停留所「忍野しのびの里」で降ります。
バスの乗車時間は河口湖駅からは20分、富士山駅からは8分です。詳細については、忍野しのびの里ホームページを確認してください。
まとめ
忍野しのびの里の見どころなどについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
忍野八海は、観光バスが大量に来ていて以上に混んでいましたが、しのびの里のほうは、わりと空いていて穴場スポットだと思います。
特にお子さんには結構楽しめると思うので、家族連れにはいいかも知れませんね。庭園の景色はとてもよいので、大人はそのへんを楽しんでください。
忍者からくり屋敷は子供向けのアトラクションのようですが、思ったよりも謎解きがたいへんでした。小さなお子さんだけで、なかに入ったらなかなかクリアできないような気もします。
忍者ショーは、大人も子供も楽しめるアトラクションとなっております。
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