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青木ヶ原樹海を散策!見どころは?西湖コウモリ穴・富岳風穴・鳴沢氷穴

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富岳風穴 氷の柱

今回は青木ヶ原樹海を散策しながら、富士山の周りにある洞窟を観光したので見どころなどをレポートしたいと思います。

西湖コウモリ穴からスタートして青木ヶ原樹海の中をウォーキングして、富岳風穴、鳴沢氷穴を廻りました。次のようなことについてお伝えしていこうと思います。

  • 西湖コウモリ穴には、コウモリが生息している?
  • 青木ヶ原樹海は危険なイメージがあるけど、実際はどんな感じ?
  • 鳴沢氷穴には本当に氷があるの?

青木ヶ原樹海ってどんなところ?

まずは青木ヶ原樹海がどんなところなのか簡単に説明しておきたいと思います。

青木ヶ原樹海は富士山の北西に広がっている森で、広さは約30平方キロメートルあります。これは大阪環状線程度の広さで、東京ドームでいうと約650個分となります。

この樹海は太古の昔からあったというわけではなく、西暦864年に発生した富士山の大噴火(貞観大噴火)で流れた溶岩地帯にできたものです

この周辺には元々は大きな湖があったそうですが、この噴火によって大部分が埋まってしまい、西湖と精進湖が残ったと記録されております。下の地図では西湖と本栖湖の間にある湖が精進湖ですが、これらが元々ひとつであったというのですから、貞観大噴火の凄まじさを物語っております。

青木ヶ原樹海に動物は生息している?

青木ヶ原樹海は鳥が多く、バードウォッチングには最適な場所ですが、鹿や猪、ツキノワグマといった動物も生息しています。また、周辺には洞窟が数多くなり、その中にはコウモリが生息していたりします。

遊歩道でクマさんと出会うことは、早々ないとは思いますが、心配な方は熊よけの鈴を用意したほうがよいでしょう。少し値段は張りますが、熊よけのスプレーといったものもあります。

ツキノワグマ

ツキノワグマ

青木ヶ原樹海では方位磁針が使えないって本当?

青木ヶ原樹海と聞くと方位磁針も使えず、一度入ったら抜け出すことができないというイメージを持った方もいると思います。

確かに磁石を含んだ石が多いため、多少の狂いは生じることがありますが、全く方位がわからなくなるといったことではありません。

また、樹海の中では携帯電話は基本的に使えないと考えたほうがよいです。もちろん、観光施設周辺では携帯電話は問題なく使用できます。

青木ヶ原樹海は危険な場所というイメージを持っている方もいると思います。遊歩道を歩いている分には問題ないですが、大きくハズれてしまうと、当たり一面同じ景色になってしまい、危険ですので軽い気持ちで遊歩道から逸れるのはやめましょう。

西湖コウモリ穴

西湖コウモリ穴は、その名の通りコウモリが冬眠の場所として生息している洞穴です。

しかしながら周辺環境の開発などで、コウモリは一時は絶滅寸前まで減ってしまい、今では保護管理されております。洞穴は総延長350m以上もあるといいます。

西湖コウモリ穴へのアクセスは河口湖駅からバスに30分ほど乗り、「コウモリ穴入口」で降ります。バス停の近くには売店やトイレがあります。

西湖コウモリ穴の建物

西湖コウモリ穴に入るには必ずヘルメットを被らなければいけません

ヘルメットがないと確かに危険ですが、逆にこれを被っているせいで視界の感覚が鈍って、何回も天井にヘルメットをぶつけてしまいました。

何かと不便もありますが、薄暗くて天井の低いところを進むことになるので、やはりヘルメットなしでは危険だと思います。

西湖コウモリ穴 ヘルメット

修学旅行中らしき小学生がたくさん来ていたので、洞穴が混んでいないか心配になりました。なるべくカメラに人が入らないようにしたいので、小学生たちがコウモリ穴に向かった後、少し時間をおいて向かいました。

コウモリ穴へ向かう道は樹海が広がっております。よくわかりませんが、この辺りも青木ヶ原樹海の一部なのでしょうか。

コウモリ穴に続く道

しばらく進んで行くときと下に向かう階段が見えてきました。ここを下っていくとコウモリ穴の入り口があります。

コウモリ穴 木の階段

コウモリ穴の入り口が見えてきました。コウモリ保護のために入り口は鉄格子で覆っているようです。

人によってはコウモリに出くわしたら、怖いかもしれませんが、コウモリは人が行くことができない奥の方に潜んでおり、出くわすことはほとんどないようです

コウモリ穴の入り口

いよいよ中に入っていきます。中から冷たい風が吹いています。

コウモリ穴の入り口

中は意外と広いですね。でもこの先、天井の高さが1mぐらいのところもあります。

コウモリ穴の中

「巨人の足跡状広場」とあります。自然にできたドーム状の広場で、巨人の足跡というわけではありません。
巨人の足跡状広場

洞窟の中には分かれ道がいくつかあります。ちょっとドラクエのダンジョンを冒険している気分です。

コウモリ穴の中

「天井が低い!」

よつん這いになれば、なんとか進めますが、地面は水で湿っているので膝をつく気になれません。それに下が硬いので膝が痛くなりそうです。

割と大きめのリュックサックを背負っていましたが、それが天井にあたってかなり邪魔になりました。途中、あまりにも天井が低くて諦めて引き返したところがありますが、迂回路があります。

洞窟探索を十分に楽しみたいなら大きな荷物は持たないことをおすすめします。荷物は売店などがある西湖コウモリ穴管理事務所の中にコインロッカーに預けることも可能です。

コウモリ穴の中

ここで終点のようです。この先がコウモリたちが生息場所になっていると書いてあります。

結局、洞窟探索中は一度もコウモリには出くわしませんでした。人がいけるところでは、コウモリに出会うのは難しいようです。

コウモリ穴の行き止まり

青木ヶ原樹海の散策

せっかくですので、青木ヶ原樹海を散策してみたいと思います。コチラのサイトによると、西湖コウモリ穴に散策コースのスタート地点があるといいます。

探してみても、よくわからなかったので西湖コウモリ穴管理事務所売店の人に聞いてみました。どうやら駐車場の奥にスタート地点があるそうです。駐車場の中を進んでいくと、それらしきものが見つかりました。

とりあえず、1時間弱で行けるという西湖野鳥の森公園を目指します。

青木ヶ原樹海の入り口

もちろん中は辺り一面、木が生い茂っています。どこを見渡しても同じような景色なので遊歩道から外れると、どこがどこだかわからなくなり非常に危険です。

青木ヶ原樹海

分かれ道がありました。西湖野鳥の森公園を目指しているので、とりあえずは推奨ルートを選びました。

青木ヶ原樹海 分かれ道

スタート地点から50分ほど、ひたすら樹海の中を歩いていたら、なにやら茅葺屋根の建物が見えてきました。

どうやら、西湖野鳥の森公園に到着したようです。西湖野鳥の森公園には200種類以上の鳥が来るので、バードウォッチングに最適のスポットとなっているようです。

西湖野鳥の森公園

西湖野鳥の森公園には、とても広い広場があります。修学旅行の学生たちが遊んでいました。

西湖野鳥の森公園

公園内の建物にはトイレもあります。

西湖野鳥の森公園 トイレ

さて、西湖野鳥の森公園で少し休憩をとって、今度は富岳風穴に向かいたいと思います。いったん、整備された道路に出ます。

公園にあった地図を調べてみると、ここをしばらく歩くと、再び樹海の中に入る道があるそうです。整備された道路

800メートルほど歩いたら、樹海に入る入口が見つかりました。立て札にはここから、富岳風穴まで「2.0Km」とあります。

樹海に入る入り口

30分ほどウォーキングをして樹海を抜けると、富岳風穴の駐車場が見えてきました。

富岳風穴の駐車場

駐車場の奥には森の駅もありますね。小腹が減ったので、森の駅でソフトクリームを食べました。とうもろこしソフトでどんな味がするのかと思いましたが、味は普通の牛乳ソフトクリームとそれほど変わらないものでした。

とうもろこしソフトクリーム

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