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芦ノ湖東岸ハイキング|箱根神社・箱根園・九頭龍神社コース

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箱根の芦ノ湖といえば、海賊船が有名です。

以前に海賊船で芦ノ湖を遊覧したときに、東岸に見える鳥居や風情のある寺院風の建物などが気になっておりました。そこで今回は芦ノ湖の東岸をハイキングしてみることにしました。

箱根神社のある元箱根から出発して港のある桃源台を目指したいと思います。距離にすると約8.5キロといったところでしょうか。

コースの予定は次のような経由となりますが、なにか観光スポットを見つけたら臨機応変に寄り道していこうと思います。

  • 箱根神社
  • 箱根園
  • 駒ケ岳
  • 箱根九頭龍神社

芦ノ湖東岸のマップについてはこちらを参考にしてください。少しスクロールして下に行くと見やすいマップがあります。

芦ノ湖

元箱根までは箱根登山バスを利用しました。

小田原駅から元箱根までは1時間程度で料金は千円を超えますが、箱根登山バスなら「箱根フリーパス」を使うことができます。もちろん、箱根湯本駅からでも元箱根行きのバスが出ております。

箱根周辺を旅するなら、お得な箱根フリーパスはとてもおすすめです。詳細についてはコチラを確認してください。

箱根神社

まずは元箱根から箱根神社を目指しました。箱根神社は元箱根のバス停から歩いて10分程度の場所にあります。

箱根神社の入り口

入り口から進んでいくと、御神木の「矢立の杉」があります。

初代征夷大将軍である坂上田村麻呂が東北平定に向かう途中、武運を祈って、この杉に矢を奉じたと言われております。

征夷大将軍といえば、源頼朝、足利尊氏、徳川家康などが有名ですね。征夷大将軍は朝廷から遠く離れた遠隔地の将軍ということで、強い権限が与えられております。例えば、いちいち朝廷に確認をとらなくても、配下の武将に領地の恩賞を与えることができるなどがあります。

当初この爵位ができたときは、単に蝦夷地討伐するための将軍という官職だったようですが、頼朝はこの征夷大将軍の強い権限を利用して鎌倉幕府を開きました。

矢立の杉

この日は日曜日ということもあって、箱根神社の本殿にはお参りする人たちが並んでいました。以前平日に来たときは、並んでいる人はいませんでした。

箱根神社本殿

箱根神社の本殿から芦ノ湖の方に向かっていくと、湖の中にある鳥居があります。ここでも人が並んでいます。

箱根神社の鳥居

湖の間近に行くことができます。外国人のカップルで、鳥居の前で口づけを交わしてました。日本人の観光客は、その大胆さに驚いたのか、ちょっとどよめいていました。

箱根神社の鳥居2

龍宮殿・箱根園

湖(芦ノ湖)の脇にある歩道を、ひたすらハイキングです。石畳のなかなか風情ある道ですが、意外と歩きにくく、油断をしていると足をくじいてしまうのではないかと思いました。

芦ノ湖東岸歩道

遊歩道は途切れ途切れで、ところどころで車道を歩くことになります。

車道に出たところで何やら、すごい車がこちらに向かってきました。忍者の絵とウォータースパイダーという文字が書いてありますが、何なのでしょうか?

後で調べてみたら、これは遊覧用のバスだそうです。しかも、なんと水陸両用ということで、芦ノ湖に入ることもできるようです。子供たちが喜びそうですね。

ウォータースパイダーは元箱根と箱根園周辺を回っております。ご興味のある方はホームページを確認してみて下さい。

→ ウォータースパイダーの詳細

ウォータースパイダー

東岸の道をひたすらハイキングしていると、なにやら気になる建物が見えてきました。これは「龍宮殿」といって、日帰り温泉施設です。海賊船から見たときはお寺か神社だと思っていました。

寄って行こうかどうか迷いましたが、時間的にゆっくりできそうもなかったので、今回は断念することにしました。どうせ行くなら、ゆっくりとしたいからね。

龍宮殿

龍宮殿から数百メートル歩くと、駒ヶ岳ロープウェイの箱根園駅に着きます。駒ヶ岳ロープウェイの箱根園駅の周辺にはアミューズメント施設やお食事施設があります。

駒ヶ岳ロープウェイの箱根園駅

箱根園のどうぶつランドです。

どうぶつランド

どうぶつランドの外にはポニーがいて、乗ることもできます。

どうぶつランドのポニー

箱根園水族館です。アザラシのショーなどが開催されています。

箱根園水族館

この先、食事できるところがしばらくなさそうなので、あまりお腹は減っていませんでしたが、軽食を食べました。観光地というだけあって、お値段は高めです。

箱根園のパン

駒ケ岳

ロープウェイを使って駒ケ岳の山頂にやってきました。下は晴天でしたが、山頂はかなり霧がかかっておりました。

駒ケ岳ロープウェイ

ロープウェイの駅を出ると、辺りは霧で真っ白でしたが、ときどき神社の姿が薄っすらと見えます。

霧に包まれた箱根元宮

粘って待っていたら、霧が晴れてくれました。

霧が晴れた箱根元宮

この神社(箱根元宮)は箱根神社の奥宮です。2000年以上の歴史があるそうですが、建物は1964 年( 昭和39 年) 再建されたもので割と新しい感じがします。

中では若い男性のスタッフが1人いましたが、ここに住んでいるのでしょうか?謎です。

箱根元宮

山頂の展望台からは最初は霧でほとんど何も見えませんでしたが、神社から戻ってきたら芦ノ湖が見えるようになっていました。

駒ケ岳から見た芦ノ湖

箱根九頭龍神社

さて、ロープウェイで下に降りて、再び芦ノ湖の東岸をハイキングし始めました。標識に箱根九頭竜の森セラピーロードとありますが、どんな道なのでしょうか。

九頭竜の森セラピーロード

セラピーロードというだけあって落ち着いた雰囲気のある遊歩道です。歩いていて気持ちがいいです。

セラピーロード

セラピーロードを進んでいくと、やがて九頭龍神社の入り口が見えてきました。

箱根九頭龍神社入り口

九頭龍神社の敷地内に入っていくと、まず小さな白い社があります。こちらは白龍神社です。九頭龍神社はもっと先にあります。

白龍神社

少し歩くと九頭龍神社があります。こちらが九頭龍神社の本宮で箱根神社の中に九頭龍神社の新宮があります。箱根神社の本殿に向かって右にある社が新宮です。

九頭龍神社

九頭龍神社は湖のすぐ側にあります。湖の方を見てみると鳥居があります。

九頭龍神社の鳥居

ちなみにこの写真は以前に撮ったものですが、海賊船から見ると鳥居はこんな感じです。鳥居が小さくてわかりにくいですね。50mmで困ることは、ほとんどないのですが、こんなときのためにレンズの倍率はもっとあったほうがいいなと思いました。

海賊船から見た九頭龍神社の鳥居

桃源台

九頭龍神社から2キロほど歩くと、港とロープウェイが隣接している桃源台に到着します。

桃源台からはバスで箱根湯本駅や小田原駅に行くことができますし、時間があるなら、ロープウェイで大涌谷に行くこともできます。また、この辺りには人のあまりいない穴場の自然遊歩道もあります。さすがに本日はだいぶ歩いたので、かなり疲れたので、バスで戻りました。

桃源台港

芦ノ湖周辺の観光スポットをもっと探してみる(たびノート)

まとめ

箱根神社から箱根九頭龍神社に向かうコースで芦ノ湖東岸をハイキングして、見どころなどを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

箱根といえば、ゴールデンコースが有名で、芦ノ湖は海賊船で通過するだけといった方も多いことでしょう。ですが、芦ノ湖東岸にも意外と観光スポットがあることがわかっていただけたのではないかと思います。

東岸に車で来ている人が多いようですが、箱根九頭竜の森セラピーロードすばらしい遊歩道もあって、ハイキングしてみるのもよいと思います。

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