心字池(しんじいけ)
管理所の門をくぐると間もなく池が見えてきました。心字池(しんじいけ)といいます。
達磨石・大蘇鉄
心字池からちょっと進むと達磨石(だるまいし)があります。土産屋さんによく置いてある「だるまさん」のことなのかな?そう見えなくもない気がしますが、よくわからないです。
達磨石のすぐとなりには大蘇鉄(おおそてつ)があります。源頼朝が石橋山の戦いに敗れた後、再起を図った折に日本寺で武運を祈願し、自らこの蘇鉄を手植えしたと伝えられております。
大蘇鉄の裏には夏目漱石(なつめそうせき)と正岡子規(まさおかしき)の碑(鋸山探勝碑)がありました。
乾坤稲荷
この辺で道がいくつか別れておりますが、入り口で住職の人に、まずは大仏の方へ行って下さいと指示されたので、そこに向かってみます。確かに指示を受けないと、どこに行こうか迷いそうで、少なくても大仏は見ていって下さいという意味なのでしょう。
大仏に向かって進んでいくと、乾坤稲荷(けんこういなり)があります。
薬師本殿(醫王殿)
なにやら古そうな様式の建物が見えてきました。薬師本殿(醫王殿)です。昭和十四年に焼失してしまいましたが、平成十九年に再建されたそうです。
大黒堂
建物が続きます。この大黒堂(だいこくどう)も昭和十四年に焼失してしまいましたが、平成十七年に再建されたそうです。
大仏広場
大黒堂を過ぎるとすぐに大仏広場があります。
大仏は間近で見るとすごい迫力で、個人的には鋸山で1、2を争うベストスポットだったと思います。この大仏は元は1783年(江戸時代)に作られ、昭和41年に修復されました。
大仏の大きさは総高「31.5m」もあります。前にいる人たちと比較すると、そのスケールがわかると思います。
大仏に向かって左には「お願い地蔵尊」があります。お願い地蔵尊はお地蔵さまに願いを書いて奉納すると願いがかなうと言われているそうで、写真ではわかりにくいですが、周りには小さなお地蔵様が大量に転がっていました。
お地蔵様の周辺にある小石のようなものは、すべてそのミニチュア地蔵です。小さなお地蔵様は近くの売店で販売しております。
大仏広場にはトイレがありますが、他のトイレはロープウェイの駅ぐらいです。敷地の広さにしてはトイレが少ない印象があるので気をつけましょう。
通天窟・護摩窟
大仏前参道を通って突き当りを、右に行って階段を登っていくと山頂方面、左に行って階段を下ると達磨石(だるまいし)のあったところに戻ります。達磨石(だるまいし)の方へ戻ると途中に通天窟(つうてんくつ)があります。
通天窟の中を覗いてみると、こんな感じです。日本酒が備えられていますね。
このまま階段を下っていくと、さきほど行った達磨石(だるまいし)にたどり着くので、ここで引き返して階段を登りました。
階段を進んでいくと、石像の群がありました。
少し右に護摩窟(ごまくつ)があります。
不動滝
右下にちょっと見える橋が天台石橋です。階段を上がっていくと、不動滝がありますが、どちらかというと、階段の横の水の流れのほうが滝のような感じもします。
滝つぼには石像があります。
階段を戻って天台石橋を渡りました。中腹で頂上まではまだありますが、大分登ってきた感じです。
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