奈良駅周辺を徒歩とバスで観光|春日大社・東大寺・興福寺

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東大寺の大仏

今回はJR奈良駅の周辺を徒歩とバスで廻ってみたいと思います。

JR奈良駅の周辺には、

  • 春日大社
  • 東大寺
  • 興福寺
  • 平城京跡

などの観光スポットがあります。最近は外国人観光客の増加などの影響なのか、興福寺の中金堂(ちゅうこんどう)など歴史的建造物が次々と復興されております。

奈良駅

春日大社

まず、最初に行こうと考えたのが春日大社(かすがたいしゃ)です。

なぜなのかというと、冬のこの時期は午後4時を超えると急激に暗くなってしまうので、観光する時間が夏と比べて非常に短いです。対策として朝なるべく早く出かけたのですが、神社はお寺や他の施設と比較して早い時間から参拝できる傾向があります

この春日大社も、朝6時半から参拝可能となっております。ただし、国宝殿など施設は10時までは入館できません。

JR奈良駅から春日大社までは30分程度で歩いていくこともできますが、バスに乗って「春日大社表参道」で下車しました。ここから春日大社の本殿までは歩いて10分程かかりますが、「春日大社本殿」という本殿すぐ近くのバス停もあります。

バスを降りると、さっそく鹿さんたちがお出迎えしてくれました。

鹿の群れ

この周辺にいる鹿は人間慣れしています。以前に日光で野生の鹿の群れに遭遇したときはカメラのシャッターを押すと、びっくりしたのか走って逃げていきましたが、ここでは、全く動揺する様子はありません。

ただ、鹿を甘く見てはいけないようで、所々に鹿の危険さを警告する表示があります。実際に観光客が持っていた紙の資料を、鹿に食べられて騒いでいるのを目撃しました。

危険なシカ

危険を回避するためなのか、大きな雄の鹿は角が切られていたりします。

実際に目にしましたが鹿が走るスピードは、びっくりするほど早いです。時速にすると50キロから70キロぐらい出ているそうです。

確かにそのスピードで走ってきて、角で突かれたら大怪我をしてしまうかも知れません。体重も雄の鹿は100キロを超えることもあるそうです。

角を切られた鹿

春日大社の表参道はなかなか風情のある道です。本殿までは少し距離はありますが、時間のある方はぜひ、表参道から行ってみてください。

春日大社 表参道

表参道の途中にはトイレもあります。

春日大社 表参道 トイレ

春日大社の鳥居が見えてきました。手前の立て札には「ご創建1250年」とあります。

この神社は768年の奈良時代に創建されたものです。創建には藤原氏が関わったようで、中臣氏(藤原氏)の守護神である武甕槌命(たけみかづち)、経津主命(ふつぬしのかみ)などが主祭神として祀られております。

春日大社 鳥居

手洗所の水は鹿の像の口から出ております。主祭神の武甕槌命(たけみかづち)が白い鹿に乗っていたということから、鹿を神の使徒としているそうです。

春日大社 鹿

この南門の先に御本殿があります。

春日大社 南門

こちらが春日大社の御本殿となります。写真を撮りそこねていたので、ウィキペディアのものを使わせてもらいました。

春日大社の御本殿

春日大社の中は意外と広く、神社がいくつもあります。

春日大社の境内図

一番右奥にある紀伊神社(きいじんじゃ)の絵を、外国人の女性が書いていました。こちらがその紀伊神社です。

紀伊神社

東大寺方面の出口付近に水谷茶屋という建物があるのですが、皆さんその風景が気に入ったらしく、写真を撮っていました。

水谷茶屋

次は歩いて東大寺に向かいたいと思います。

東大寺

春日大社から東大寺までは距離にすると約1キロです。

途中、くつろいでいる鹿の群れと遭遇しました。なんだか、気持ちよさそうですね。

休んでいる鹿

向かって右には芝生で覆われた山があります。

この山は若草山(わかくさやま)といって、標高は342mです。30分から40分程度で山頂まで登ることができるそうです。

若草山

手向山神社(手向山八幡宮)が見えてきました。東大寺と隣接していて、ここを通り抜けていくと、東大寺の境内に入ります。

手向山神社が創建されたのは749年で、東大寺の守護神として九州の宇佐八幡宮より勧請(かんじょう)されました。勧請というのは、神仏の分身・分霊を他の地に移して祭ることです。

手向山神社

手向山神社

手向山神社を通り抜けると間もなく、東大寺の法華堂(ほっけどう)があります。法華堂は東大寺最古の建物で、733年に創建されたとされていますが、これには諸説あります。

東大寺 法華堂

法華堂の中は撮影禁止でしたが、このような感じで観音様を中心に9体の像が設置されていました。東大寺法華堂の像

法華堂の先にいくと、二月堂(にがつどう)があります。

東大寺 二月堂

二月堂は高いところにあるので、眺めがいいです。左のほうに見える建物が四月堂(しがつどう)です。二月堂、四月堂に対し、法華堂を三月堂(さんがつどう)と呼ぶこともあります。

二月堂からの景色

こちらが四月堂です。

東大寺 四月堂

まだお昼前ですが、朝が早かったのでお腹が空きました。東大寺境内にある食事処で何か食べる事にしました。

東大寺の食事処

山菜うどんとくず餅のセットを頼みました。

東大寺 山菜うどん

さて、奈良の大仏として有名な東大寺の大仏を見に行きたいと思います。途中にあった鏡池は紅葉が鮮やかでした。

東大寺の鏡池

大仏のある大仏殿(金堂)は、この中門の先にあります。中門は通ることはできず、この左側に大仏殿に行く入り口があります。

東大寺中門

こちらが大仏殿です。修学旅行の学生がたくさん来ていました。

東大寺の大仏殿

こちらが有名な奈良の大仏です。

聖武天皇(しょうむてんのう)の命によって創建されましたが、開眼供養が行われたのは752年でした。この大仏は1180年と1567年に焼損していますが、その都度復興が行われました。

1180年は平清盛(たいらのきよもり)の命を受けた息子の平重衡(たいらのしげひら)によって焼き討ち(南都焼討)され、1567年には戦国武将の三好義継(みよしよしつぐ)や松永久秀(まつながひさひで)らがここで戦(東大寺大仏殿の戦い)をして焼失しました。

東大寺の大仏

大仏殿の中には創建当時の大仏殿の模型があります。大仏殿の両脇に七重塔が建っていますが、現在は焼失しております。

東大寺の模型

大仏殿の中には大仏の他にも、いくつかの像が飾ってあるので紹介したいと思います。

虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)です。

東大寺の虚空蔵菩薩

廣目天(こうもくてん)です。

廣目天

多聞天(たもんてん)です。

多聞天

如意輪観音(にょいりんかんのん)です。

如意輪観音(にょいりんかんのん)

興福寺

今度は東大寺から歩いて興福寺(こうふくじ)に向かおうと思います。距離にすると約1キロ程度です。

その道程の途中でしたが、鹿が車道をゆっくりと歩いていました。車に乗っている人は苦笑いをしながら、鹿が通り過ぎるのを待っていました。

ふと思ったのですが、鹿を引いてしまった場合どうなるのでしょうか?

調べてみると奈良では鹿の交通事故が年間100件を超えているそうです。故意にぶつかった場合は「文化財保護法違反」で罪に問われますが、突発的な事故なら罪にはならないそうです。

ただ、鹿はけっこう重量があるので車が凹んだりします。その際、保険によっては修理費がおりない場合があるので、自家用車で奈良を旅行する方は気をつけてください。

車道を横切る鹿

途中には氷室神社や奈良国立博物館などがありますが、興福寺にたどり着きました。

興福寺は藤原鎌足(ふじわらのかまたり)と息子の不比等(ふひと)ゆかりの寺で、669年に創建されました。初めは京都にあったのですが、何回か移転して710年の平城京遷都の際に、この場所に移りました。

興福寺の門

興福寺には国宝や重要文化財が多くあり、また古都奈良の文化財の一部として世界遺産にも登録されております。

興福寺の境内図

この東金堂(とうこんどう)は国宝に指定されております。

興福寺の東金堂

五重塔も国宝に指定されております。

興福寺の五重塔

この中金堂(ちゅうこんどう)は何度か焼失していましたが、1717年の焼失以降は再建されていませんでした。そして300年以上経った2018年にようやく再建されております。

興福寺の中金堂

重要文化財に指定されている南円堂(なんえんどう)です。

興福寺の南円堂

こちらの三重塔も国宝です。

興福寺の三重塔

こちらも北円堂(ほくえんどう)も国宝です。

興福寺の北円堂

興福寺から近鉄奈良駅までの距離は200Mから300M程度で、歩いてすぐにいけます。JR奈良駅に行くには、そこからさらに650Mほど歩きます。

ちょっとスケジュールを詰め込みすぎた感がありますが、このあとJR奈良駅まで歩いていって、そこからバスで平城京跡に行きました。

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