奈良の観光スポット|東大寺の見どころは?二月堂・大仏殿・南大門

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奈良の大仏

奈良の観光スポットといったら、多くの人が真っ先に頭に浮かぶのは東大寺の大仏ではないでしょうか?

それほど日本人にとってはこの大仏は有名で、東大寺へは修学旅行などで一度は見に行ったことがあるという方が多いと思います。

恐らく、修学旅行では、大仏のある建物「大仏殿」だけを見ただけかもしれませんが、東大寺の敷地はとても広く、建物もいろいろとあります。

東大寺の見どころついて、写真を添えてレポートしていきたいと思います。簡単に歴史なども紹介していくので、観光や修学旅行における豆知識として役立ててくれれば幸いです。

東大寺の見どころは?

ここからは東大寺の見どころについて紹介していきたいと思います。

東大寺と言ったら大仏を思い浮かべる方も多いかも知れませんが、実は敷地はとても広く、歴史的な建物も豊富にあります。

法華堂

手向山神社を通り抜けると間もなく、東大寺の法華堂(ほっけどう)があります。法華堂は東大寺最古の建物で、733年に創建されたとされていますが、これには諸説あります。

東大寺の法華堂(三月堂)

東大寺の法華堂(三月堂)

東大寺|法華堂の像配置

東大寺|法華堂の像配置

法華堂の中は撮影禁止でしたが、このような感じで観音様を中心に9体の像が設置されていました。

二月堂

法華堂の先にいくと、二月堂(にがつどう)があります。

東大寺の二月堂

東大寺の二月堂

二月堂は高いところにあるので、ちょっとした展望台になっております。

遠くには奈良の市街地が見えて、なかなかの長めですが、左のほうに見える建物が四月堂(しがつどう)です。二月堂、四月堂に対し、法華堂を三月堂(さんがつどう)と呼ぶこともあります。

東大寺|二月堂からの景色

東大寺|二月堂からの景色

こちらが四月堂です。

東大寺の四月堂

東大寺の四月堂

飯道神社

二月堂の近くに小さな神社がなぜかあります。

お寺の中に神社があるのはちょっと不思議ですが、こちらは飯道神社(はんどうじんじゃ)といい、3月に行われている「お水取り」という行事で、僧侶たちがこの神社をお参りしております。

東大寺|飯道神社

東大寺|飯道神社

大湯屋

こちらの大湯屋(おおゆや)は重要文化財となっております。

その名の通り、お風呂のある建物です。奈良時代に建てられてようですが消失してしまい、鎌倉時代に再建されております。

東大寺の大湯屋

東大寺の大湯屋

行基堂

こちらの行基堂(ぎょうきどう)は江戸時代に作られたものです。行基というのは奈良時代の僧であり、東大寺の建設に貢献した人です。

東大寺の行基堂

東大寺の行基堂

俊乗堂

俊乗堂(しゅんじょうどう)は、平安時代の後期にかなり焼失してしまった東大寺の復興で活躍した俊乗房重源をたたえるために、江戸時代に作られました。

中には国宝の重源上人坐像が安置されております。

東大寺の俊乗堂

東大寺の俊乗堂

鐘楼

こちらの鐘楼(しょうろう)は国宝になっております。

この鐘楼は鎌倉時代に建てられたものですが、鐘(梵鐘)は東大寺創建時からあったものと言われております。

鐘楼

食事亭「あぜくらや」

まだお昼前ですが、朝が早かったのでお腹が空きました。東大寺境内にある食事処「あぜくらや」で何か食べる事にしました。

東大寺の食事亭「あぜくらや」

東大寺の食事亭「あぜくらや」

山菜うどんとくず餅のセットを頼みました。くず餅というと古風な感じがしてうれしい気分ですが、実は発祥は江戸時代のようです。

東大寺の食事亭「あぜくらや」|山菜うどんとくず餅のセット

東大寺の食事亭「あぜくらや」|山菜うどんとくず餅のセット

鏡池

さて、奈良の大仏として有名な東大寺の大仏を見に行きたいと思います。途中にあった鏡池は紅葉が鮮やかでした。東大寺の紅葉の見頃はは例年ですと、11月下旬~12月上旬となります。

東大寺の鏡池

東大寺の鏡池

中門

大仏のある大仏殿(金堂)は、この中門の先にあります。この中門は通ることはできず、この左側に大仏殿に行く入り口があります。

東大寺の中門

東大寺の中門

大仏殿

こちらが有名な東大寺の大仏殿です。写真からも人と比較してかなりの大きさであることがわかります。

これは再建したものですが、千年以上前の奈良時代に、これだけの建築技術があったと思うとなんだか複雑です。これでも、創建当時は建物はもっと大きかったと言われています。

修学旅行の学生が、たくさん来ていました。

東大寺の大仏殿

東大寺の大仏殿

こちらが有名な東大寺の大仏です。

正式な名称は東大寺盧舎那仏像(とうだいじるしゃなぶつぞう)といいます。大きさの目安としては、高さが約14.7メートルあります。

ここで東大寺の大仏についての簡単な歴史について触れておこうと思います。

聖武天皇(しょうむてんのう)の命によって創建されましたが、開眼供養が行われたのは752年でした。このときに責任者として活躍したのが行基という僧です。当時は干ばつや地震、天然痘の流行などで困っていた聖武天皇は仏教に縋って国を安定しようと考えました。

この大仏は1180年と1567年に焼損していますが、その都度復興が行われました。

1180年は平清盛(たいらのきよもり)の命を受けた息子の平重衡(たいらのしげひら)によって焼き討ち(南都焼討)され、1567年には戦国武将の三好義継(みよしよしつぐ)や松永久秀(まつながひさひで)らがここで戦(東大寺大仏殿の戦い)をして焼失しました。

東大寺の大仏

東大寺の大仏

大仏殿の中には創建当時の大仏殿の模型があります。大仏殿の両脇に七重塔が建っていますが、現在は焼失しております

東大寺|創建当時の大仏殿の模型

東大寺|創建当時の大仏殿の模型

大仏殿の中には大仏の他にも、いくつかの像が飾ってあるので紹介したいと思います。

大仏の両脇には観音様の像がありますが、どちらも江戸時代に作られ、重要文化財に指定されております。大仏に向かって右隣にある如意輪観音(にょいりんかんのん)です。

如意輪観音は如意輪菩薩ともいわれ、如意宝珠と法輪の力によって,生きとし生けるものを救済するという菩薩です。

東大寺|大仏殿|如意輪観音(にょいりんかんのん)

東大寺|大仏殿|如意輪観音(にょいりんかんのん)

大仏に向かって左にある虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)です。人に現世・来世の利益を授けるとされています。

東大寺|大仏殿|虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)

東大寺|大仏殿|虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)

廣目天(こうもくてん)です。仏教の神で広目天と書くこともあり、広目は「尋常でない眼、特殊な力を持った眼」を意味します。元々の呼名であるヴィルーパークシャは「不格好な眼をした者」という意味だそうですが、訳すときに拡大解釈されてしまったようです。

強面で強そうな感じですが、手に持っているのは筆と巻物です。文武両道なのでしょうか。

東大寺|大仏殿|廣目天(こうもくてん)

東大寺|大仏殿|廣目天(こうもくてん)

多聞天(たもんてん)です。如来の道場を守り、法を聞くことが最も多いことから、この名が作られました。別名は毘沙門天(びしゃもんてん)といいますが、こちらの方が有名かも知れませんね。

戦国武将の上杉謙信は自身のことを毘沙門天の化身と称していて、それに相応しい数々の逸話が残されています。

東大寺|大仏殿|多聞天(たもんてん)

東大寺|大仏殿|多聞天(たもんてん)

南大門

こちらは東大寺の南大門です。かなり古そうな感じがしますが、奈良時代に作られてその後、大風によって倒壊してしまい、鎌倉時代に再建されたものです。

そのとき復興で活躍したのが重源上人(ちょうげん)という僧なのですが、この南大門が鎌倉時代から残っているのは、特徴として高い耐震性をもっているからだそうです。もちろん、数え切れぬほどの大風や台風にも耐えているということです。

重源上人は大仏殿の復興もしていますが、こちらは戦国時代に松永久秀らによって焼失させれたのは先程述べました。

東大寺の南大門

東大寺の南大門

東大寺へのアクセス方法は?

東大寺へのアクセス方法について簡単に説明しておきます。

東大寺の最寄駅は近鉄奈良駅で、そこから徒歩で20分程度です。JR奈良駅からでも歩いていけますが、30分ぐらいかかります。

最寄りのバス停は「大仏殿前駐車場」で、近鉄奈良駅から、ぐるっとバス(大宮通ルート・奈良公園ルート)に乗車すれば、そこに行きます。市内循環バスを利用するとバス停は「東大寺大仏殿・春日大社前」で、そこから徒歩5分ほどです。

JR奈良駅

JR奈良駅

春日大社から東大寺へアクセス

今回は、先に春日大社を見てきたので、そこから徒歩でアクセスしたいと思います。春日大社から東大寺までは距離にすると約1キロです。

春日大社を出て東大寺に向かう途中、くつろいでいる鹿の群れと遭遇しました。なんだか、気持ちよさそうですね。

奈良|くつろいでいる鹿の群れ

奈良|くつろいでいる鹿の群れ

向かって右には芝生で覆われた山があります。

この山は若草山(わかくさやま)といって、標高は342mです。30分から40分程度で山頂まで登ることができるそうです。

奈良の若草山

奈良の若草山

手向山神社(手向山八幡宮)が見えてきました。東大寺と隣接していて、ここを通り抜けていくと、東大寺の境内に入ります。

手向山神社が創建されたのは749年で、東大寺の守護神として九州の宇佐八幡宮より勧請(かんじょう)されました。勧請というのは、神仏の分身・分霊を他の地に移して祭ることです。

奈良|手向山神社

奈良|手向山神社

手向山神社敷地内のこの石畳の道を抜けると東大寺の敷地となります。

手向山神社の敷地内

手向山神社の敷地内

まとめ

奈良で屈指の有名観光スポットである東大寺の見どころや簡単な歴史などにについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

東大寺には大仏だけを見に来て、見たらすぐ移動した経験がある人も多いと思いますが、時間があったら、ゆっくりと広い敷地を廻ってみるのもよいと思います。

敷地内では、鹿がたくさんいますが、女子学生が追いかけれて悲鳴を上げていました。鹿は見た目はかわいいですが、体も意外と大きく足も早いので、追いかけれたら、かなり恐ろしいと思います。

100キロを超す鹿に体当たりを食らったら、無事では済まないことでしょう。そういうことなので、鹿の扱いには注意して、挑発などはしないようにしましょう。

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