電車で甲府にいって周辺を廻ってみることにしましたが、甲府の少し手前の駅である石和温泉(いさわおんせん)という気になる駅があったので立ち寄ってみました。
石和温泉のことはよく調べてなかったのですが、温泉ということなので、立ち寄り湯を探してみたいと思います。それでは、石和温泉の見どころなどを紹介していきます。
石和温泉駅前の見どころは?
石和温泉駅周辺の見どころなどについて紹介したいと思います。観光地というよりは温泉街のようで、駅から歩いてすぐに行ける場所には、特に有名な観光スポットはないようです。
駅前の足湯
石和温泉の駅前には温泉駅らしく、足湯があります。
早速、足を入れてみると、思ったよりも熱い感じがしました。全身なら浸かるのは無理でしょうが、足だけなら長い時間入れていても大丈夫でした。
駅前のイオン
駅前にはまた、わりと大きなイオンがあります。観光に来て、わざわざイオンに行く必要はないでしょうが、忘れ物なんかがあったら、ここで購入できるでしょう。
食事処しんとみ
お昼どきを過ぎていて、お腹が空いてました。
石和温泉駅の近くにはコンビニやイオンもありますが、郷土料理の「ほうとう」が食べたいと思って駅周辺をうろうろしていたら、「ほうとう」「馬刺し」「生そば」の看板が出ていて食べられそうな店が見つかりました。「食事処しんとみ」という店で、駅から3分程度の場所にあります。
「ほうとう」は太い麺が特徴の山梨の郷土料理で、武田信玄が陣中食として重宝したという言い伝えもあります。
鶏のもつ煮も山梨の郷土料理みたいです。ほうとうはできるまでに時間がかかるので、お腹の空いている人は、サイドメニューも頼んでおくことをおすすめします。
こちらが「ほうとう」です。見た目は麺の太いうどんといったところですが、うどんとは製造工程が違うそうです。
石和温泉の立ち寄り湯は?
石和温泉はどちらかというと、ホテルに一泊して温泉に入る場所のようですが、駅から歩いていける場所に銭湯もあります。
薬石の湯 瑰泉(KAISEN)
さて、もっと駅の近くに公衆浴場もありましたが、温泉で選んだのは「薬石の湯 瑰泉(KAISEN)」です。石和温泉駅から無料バスも出ているみたいですが、歩いて行きました。駅から15分程度で行けたと思います。
もちろん、お湯は薬石の湯・瑰泉は石和温泉を使用しております。かつてはここは宝石屋だったそうで、水晶や天然石を使った露天風呂などがあります。
今流行りのスーパー銭湯のようですが、内容はもう少しゴージャスでした。睡眠できるスペースもあって、どちらかというと健康ランドといった感じです。
平日の昼間なのに結構人が入っていました。駐車場は車でいっぱいです。車のナンバーなんかを見てみると、旅行客というよりは周辺の人が来ているような感じがしました。
とりあえず眠かったので、瑰泉の中のリラックスルームで横になっていたら、3時間以上も爆睡していました。
リラックスルームの畳の下にはトルマリンと麦飯石を敷き詰めて、リラクゼーション効果を高めているといいますが、それが効き過ぎてしまったのでしょうか。
気持ちはよかったですが、昼寝をするためにわざわざ甲府まできたわけではありません。1時間ぐらいですぐ起きたかったのですが、ちょっぴり後悔しました。
瑰泉の中はとても広く、サウナのあとに涼む場所として中に立派な庭園があります。都心のスーパー銭湯では、さすがにここまではないので驚きました。
公式のホームページから割引券が取得できます。印刷しないでスマホなどを見せるだけでも使用できます。
甲州ほうとう「小作」
薬石の湯 瑰泉(KAISEN)を出ると、辺りはすっかり暗くなっていました。近くに「ほうとう」の店があったので寄ってみました。
甲州に数店舗あるチェーン店で「甲州ほうとう 小作(石和駅前通り店)」です。昔の日本風の建物が特徴的です。
「ほうとう」がメインですが、天ぷらやとんかつといった他の日本食もありますので、別にほうとうは食べたくないという方でも安心して入れます。
「あずきほうとう」、「熊肉ほうとう」、「すっぽんほうとう」など珍しいメニューもありましたが、無難に人気の「かぼちゃのほうとう」にしました。
小作のほうとうは、野菜をベースにした秘伝のダシを使用しているそうで、この「かぼちゃのほうとう」は野菜や山菜もたっぷり入っていて満足です。ちなみに「熊肉ほうとう」や「すっぽんほうほう」は値段がかなり高いです。
それにしても、熊肉は臭くて不味いと聞いたことがありますが、大丈夫なのでしょうか。ネットで少し調べてみると、とても美味しいという意外な評価がみられました。
お財布に余裕があったら、いつかは挑戦してみたいなと思います。
小作のホームページではお得なクーポン券などが配布されていることもありますので、興味のある方は行く前に確認しておくことをおすすめします。
まとめ
石和温泉の見どころなどについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
とはいっても、薬石の湯・瑰泉でかなりの間、寝てしまって、ほとんど観光らしいことはできませんでした。それでも、今回山梨に来た目的は「ほうとう」を食べることだったので、昼夜食べてとりあえずは満足です。
食べようと思えば、都市でも「ほうとう」は食べられますが、本場の池で食べると、ちょっと違った気分になります。スーパーなどで麺を購入することもできますが、うどんより煮込みの時間がかかったりして手間がかかります。
今回立ち寄った薬石の湯・瑰泉は、施設が充実していて、山梨でゆっくりと温泉に入りたいと思った方にも、かなりおすすめです。
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